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May 12, 2004
TAIZO
<DATA>
[製作]奥山和由
[監督・撮影]中島多圭子
[音楽] 深町 純
[サイト]http://www.teamokuyama.com/taizo/
前述していた「TAIZO」観てきました。(実際はGW中に観にいっていたのですが、、、)
あと、終了後のトークショーにも参加することができました。
というか。トークショーのある時間に見に行ったのだけれど。
自分の中には、観る前までにはなかった、何か、ができたと思っています。作品に逢えたことに感謝。
ある日、新聞で「TAIZO」の存在を知り、、、
そのときは、「・・・ふーん」くらいにしか考えず、見る気もそれほどなかったのだけれど。
それからしばらくして、ビデオ屋さんでふいに「地雷を踏んだらサヨウナラ」を借り、
観た後にどうしても色々なことを知りたくなり、情報を検索しているうちに、
もう一度「TAIZO」に行き当たり、その翌週くらいから福岡で上映イベントがあるのを知り、
「妙な縁だな、、、」と思いつつ観にいきました。
一ノ瀬泰造、彼の行動を時系列でたどっていく、という手法で描かれており、
淡々とした映画ではあるのですが、そうであるがゆえに心に訴えかけてくるものがありました。
彼の行動は、手放しで賞賛できる行動ではないのかもしれません、でも、
「すきなことをして死んでいくんだから、それは悲しいことなんかじゃない」
ほんとにそうなんだろうな、と思う。
最初は、名誉と名声が欲しかったのかもしれない、でも、彼の写真をみると、とてもそんな風には見えません。
ただ、撮りたい。と。やはりその行為には批判もあるのだろうけれど。。。
あーだめだ、やはり語り尽くせません。表現力の乏しさが憎いなー、、、はは。
トークショーで監督の中島さんから色々なお話を聞けたのですが
この話をもっとたくさんの人に観てもらい、何かを感じて欲しい、という想いが伝わってきました。
こういう時代だから、なおさらほんとにいろんな人に観てもらいたい。
映画の中で、井川さんというやや批判的な切り口で泰造のことを語る方がいます。
でも、泰造が消息を絶った後、現地で彼のフィルムの保存に尽力したのはあの人なんだよね、、、
投稿者 natoo : May 12, 2004 06:57 AM
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